パンフレットをどんな大きさで作るか?
と疑問に思ったことはないですか。

パンフレットをどんな大きさで作るかは、目的や用途によって決まります。外で配布するのに大き過ぎたり、重かったりすることは困りますね。

用途別に使われるサイズ(大きさ)を知っておくと便利です。

印刷を扱う人向けの話になりますが、パンフレットで使う用紙サイズのサイズは4〜5種類。そのサイズでもっとも大きいものを本版サイズといって、さらにそれぞれに規格サイズを決めています。このようにすることによって紙を無駄なく使うことができるのです。

紙の厚さは、本判サイズの用紙を1000枚まとめて計った時の重さを表示しています。そのため、同じ紙でも本判サイズによって表示される重さは違ってしまいます。厚さといいながら、重さで表示するのも面白いですね。

本にもよく利用されるサイズがあります。

このようにサイズを揃えると、印刷物を受け取る側にとって、整理しやすいというメリットが生まれてきます。

サイズについて

一般的なパンフレット・会社案内のサイズは、A4サイズ(210×297mm)が多いです。
パンフレットといってもどのような目的で制作するかということから、どのような形と手段で配布するかということ検討しながら決めることが多いです。

用途としては、手渡し配布・お店やスタンドに配置・商品に添付・展示物の側におく・郵送と配達・ポスティング等用途によってパンフレットの形状や品質が決められます。

紙の規格サイズ

A判B判
A0(841×1189mm)B0(1030×1456mm)
A1(594×841mm)B1(728×1030mm)
A2(420×594mm)B2(515×728mm)
A3(297×420mm)B3(364×515mm)
A4(210×297mm)B4(257×364mm)
A5(148×210mm)B5(182×257mm)
A6(105×148mm)B6(128×182mm)

A判のサイズ表
B判のサイズ表

紙の厚さ

紙の厚さは、重さ(キロ数)で表示されます。

厚さ主な用途
 55kgチラシ
 73kgチラシ
 90kgチラシ
 110kgパンフレット本文
 135kgパンフレット表紙
 180kgパンフレット表紙
 220kgカード類

パンフレットの紙の厚さは、あまりにも薄いとペラペラになり、印象が悪くなってたりするので、110kgから180kgをおすすめします。

本のサイズ

文庫判105×148mm小型本
四六判127×188mm単行本
A5判148×210mm文芸誌
B5判182×257mm週刊誌
A4判210×297mm美術書
ハガキサイズ105×148mmカード

パンフレットのサイズ・形態・ページ数・紙質・厚さ・印刷方式は、目的によって変わってきますので、どのような目的・配布の方法を使うのかを決めて、制作することが必要になります。

あと、コスト(予算)によっても異なるので、効果とコストを考えながら作成するのが良いかと思います。

パンフレット制作の詳細