ホームページの色の配色について。

 

目的を効果的に伝える配色があることがわかっていても、たくさんの色のなかからどうやって選べばいいのかむずかしいこともありますね。

代表的な色をメインカラーとして、その特性について解説したいとおもいます。

 

青(ブルー)

信頼感を与える典型的な色(カラー)です。冷静さを表現したり、鎮静効果を施す作用があります。また、時間を過小評価させることができるので、長時間の閲覧でもユーザーへの負担が軽減。
自然の食べ物にはあまり見られない色なので、人工的な印象を与えることができます。

水色系はやさしさや穏やかさを伝えることができ、ブルーな気分と表現されるように、むなしさや喪失感などを伝えるカラーでもあります。無難で嫌われない色。

 

赤(レッド)

情熱、活力などのアクティブな印象を与える色(カラー)。
実験によると、すべて赤に塗られた部屋に長時間いると、口論やケンカが起こりやすくなるという結果が出ています。それほど人の気分を高揚させる効果をもっているということ。マイナスイメージとしては、自己中心的、怒りっぽい、冷静さを欠いているなどがあるます。そこで、冷静さを表す青やコミュニケーションを円滑にするオレンジなどをアクセントカラーに使うと効果的。彩度の低い赤やピンクはやさしさや細かさを表現。ただし、彩度の低い赤の多様は不安感や自身のなさを表すので注意が必要。

 

黒(ブラック)

夜を伝える典型的な色(カラー)。
また、厳粛さ、厳格さなども伝えることができる。サブカラーによっては、邪悪さ、いかがわしさを伝える場合があります。グレー系は先進性や最先端の印象を与える。ただし、光をすべて遮断する色でもあるので、排他的なイメージを与えやすい色でもあります。

 

黄(イエロー)

無邪気さや素直さ、自由などの印象をあたえることができます。
黒と組み合わせることで、注意や警戒感を与える配色に…。優柔不断さや落ち着きのなさを表すカラーでもあるので、注意して使用したいですね。黄色はテキスト色に用いると視認性が下がるが、カラー特性からすると、もっとすばやく目につきやすい色です。人間の目にとって刺激の強い色なので、過度のストレスを感じさせることがあります。乱用はさけたい色です。

 

紫(パープル)

自分の能力に気づかせてくれるカラーで、個性や美意識、感受性を促す作用をもっています。l高貴さや芸術性を伝えるカラーである半面、うそっぽさや偽りを感じさせる場合もある。合わせるサブカラーによって怪しい印象を与える場合もあるので、注意が必要。

 

茶(ブラウン)

大地、自然、壮大さ、雄大さ、豊潤さなどを伝えるカラー。衝動的な感情を抑えて、落ち着きのある信頼感を与えることができます。また、イメージ画像や、サブカラー、アクセントカラーを際立たせる効果をもっています。茶だけでは、美しさを表現することが難しいが、他の色やイメージ画像の美しさを引き出すことができるカラーといえます。

 

緑(グリーン)

協調性、感受性、安心感などを与えるカラー。調和を伝えやすいカラーで、サブカラーによって堅実、癒し、自然など幅広く表現できる。さらには、痛みを和らげる鎮痛効果があることも知られている。癒しや鎮静の効果が非常に強いため、意気消沈させたり、前向きな気持ちを抑える働きもあります。

 

オレンジ

特に突出した部分はありませんが、親しみのもてるカラー。洗練されたデザインで立派な建築物も、オレンジ色にすることで手ごろ感をあたえることができます。そのため、親しみや温かさは表現できるが、豪華さを演出することはむずかしいです。